東京ドーム球場    ドームホテル

小石川後楽園 − 旧水戸藩上屋敷
水戸藩は将軍の補佐を務めることを任とし、藩主は江戸に定住していました。
東京都文京区小石川(住所は後楽)にある小石川後楽園は、旧水戸藩上屋敷の庭園部分をそのまま残したものです。
藩邸の中でも藩主が住む御殿や江戸詰めの藩士たちが住んでいた所は東京ドームシティとなっています。


                 

水戸藩では2代藩主の光圀のほか、幕末の9代藩主の徳川斉昭とその七男で最後の将軍となった15代将軍徳川慶喜が有名で 徳川慶喜(一橋家の養子となり一橋慶喜)はここ小石川の藩邸で生まれました。


                   

  お土産の印籠。

「葵紋蒔絵印籠 徳川光圀所用」は水戸家の三葉葵の御紋を金蒔絵で表裏両面に施した印籠。この三葉葵の紋は水戸家の表紋で、儀礼的あるいは正式な用向きに用いる品物にのみ付するもの。この印籠は実用品ではなく、正装時もしくは儀礼的な目的で製作された武家の格式の高い表道具であり、これまでの研究により、左右にある紐穴に紐を通した形跡がみられないことが明らかになっており、印籠を実際に光圀が携帯したことはなかったと言われています。
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